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コルカタの聖テレサ(1910-1997)略歴


最も貧しい人々、疎外された人々への奉仕に生涯を捧げたコルカタの聖テレサ(アグネス・ゴンジャ・ボヤジュ)は、1910年8月26日、旧ユーゴスラビア・スコピエのアルバニア系の家庭に、父ニコラ・ボアジュと母ドラナフィルの間に、5人兄弟の末子として生まれた。

誕生の翌日にカトリックの洗礼を受け、5歳半で初聖体を受けた。その時からゴンジャの心は人々の魂に対する愛で溢れた。

1928年、宣教女になる決意をし、アイルランドのロレート修道女会に入会した。1929年、インドに到着。

1931年5月に初誓願を、1937年5月に終生誓願を立てた。

ロレート会の修道女としての20年間、テレサ修道女はコルカタの高等学校で地理の教師として教鞭を取り、校長を務めるなど、その慈愛、熱心さ、喜びに満ちた心で知られていた。

1946年9月10日、テレサ修道女はダージリン行きの汽車の中で、「すべてを捨て、貧しい人々の間で、最も貧しい人のために尽くしなさい」というイエスの招きを聴く。

1948年、ロレート修道会を退会し、コルカタのスラムで使徒職を始める許可を得る。

1950年10月7日、「神の愛の宣教者会」を創立し、コルカタ大司教区の認可を受ける。1965年には、教皇庁の認可を得た。

同会のカリスマは、最も貧しい人々の救いと聖化のために働きながら、愛と魂に対するイエスの無限の渇きを癒すことにあった。

その愛の宣教を広げるために、マザー・テレサは、神の愛の宣教者会の男子修道会である兄弟会(1963)、女子観想修道会(1976)、男子観想修道会(1979)司祭会(1984)を創始したほか、協力者会、病者・苦しむ人々の協力者会、司祭のためのコルプス・クリスティ運動などを創立した。

1979年、ノーベル平和賞を受賞。

1997年9月5日、マザー・テレサは、コルカタで帰天。この時、神の愛の宣教者会の修道女は3842人、活動拠点は世界120カ国に594箇所までに広がっていた。

マザー・テレサは、霊的な闇を体験しながらも、聖母マリアのエリザベト訪問のエピソードのように、どこにでも熱心に赴き、世界にイエスの愛を輝かせた。

こうして、マザー・テレサは、すべての人、特に愛を必要とする人、見捨てられた人、疎外された人に対する、神の優しく、いつくしみ深い愛の証し人となり、今も福音の光で世界の闇を照らしている。