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バチカン放送局

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教皇、あらゆる形の暴力行為を非難、ドイツ、アフガニスタンの事件に


教皇フランシスコは、バチカンで7月24日、日曜正午の祈りを巡礼者と共に唱えられた。

この集いの中で教皇は、7月22日(金)に起きたドイツ・ミュンヘンでの銃乱射事件、23日(土)のアフガニスタン・カブールでの爆弾テロを、忌まわしく悲しむべき事件と述べ、あらゆる形の暴力行為を次のように非難された。

「つい最近も、苦しみと死をもたらす忌まわしい暴力やテロ行為が起きたことは、わたしたちの心に再び暗い影を落としています。

ドイツのミュンヘンでの暴力事件、またアフガニスタン・カブールでのテロは多くの無実の人の命を奪いました。

わたしは犠牲者とご遺族、負傷者のために祈りたいと思います。皆さんもまた、主がすべての人々に一致と兄弟愛の心を与えてくださるようわたしと共に祈ってください。平和と安全の実現が困難であればあるほど、わたしたちの祈りはますます熱心なものでなくてはなりません」。

教皇はさらに、今月26日(火)からポーランド・クラクフで開催される「第31回世界青年大会」のために祈るよう、このように信者らに呼びかけられた。

「ここ数日、世界中からの若者たちが『第31回世界青年の日』の大会が行なわれるクラクフへと向かっています。

聖ヨハネ・パウロ2世のとりつぎのもとに、これらの若者たちと出会い、彼らといつくしみの聖年を祝うために、わたしもまた27日(水)から出発します。

皆さんも祈りを通してこの訪問を見守ってください。若い巡礼者たちをはじめ、大会に参加する多くの司教や、司祭、修道者たちを歓迎するために働いている方々にここから感謝を申し上げます。

また、この大会に直接参加できず、メディアを通してこの大会の様子を追う若者たちに特別な挨拶をおくります。祈りの中で皆で一致しましょう」。

集いの説教では、教皇はこの日の福音朗読箇所を取り上げ、以下のように話された。

「今日の主日のミサの福音朗読は、神への祈り「主の祈り」の意味について考察するよう促しています。主はわたしたち一人ひとりを、またわたしたちの必要を、誰よりもよくご存知です。しかし、主はわたしたちがそれを大胆に熱心に願うことを望んでおいでです。なぜなら、祈りは主の救いのみ業に参与するための、わたしたちの手段だからです。

祈りは、わたしたちの手にある第一の道具です。一生懸命祈ることは、わたしたちの信仰と忍耐を強めるのに役立ちます。すなわち、本当に重要で必要なことのために、わたしたちが神と共に戦う能力を強化してくれるのです。祈りにおいてわたしたちは一人ではありません。いつも神とわたしの二人です。大切なことのために、神とわたしの二人で一緒に戦うのです。

イエスが弟子たちに「主の祈り」を教えられた時、そこに三つの基本的な必要が明示されました。それらは、「パン」と「赦し」と「誘惑に対抗するための助け」です。パンなしに、赦しなしに、また誘惑において神からの助けなしに、誰も生きることはできません。なぜなら「パン」は毎日必要不可欠なものであり、また赦しも同様です。赦しは何よりもわたしたちが神からいただく第一の賜物です。

自分は神の限りないいつくしみによって赦された罪人であるという自覚を持つ者だけが、兄弟姉妹たちに対して具体的な和解の態度を示すことができるのです。もし、自分が神から赦された罪人であるとの自覚がないならば、誰も決して人を赦すことも、人と和解することもできないでしょう。すべては自分は赦された罪人であると感じる心から始まるのです。

わたしたちの人間的な状態は、常に悪の誘惑や腐敗の危険にさらされていると、誰もが実感します。だからこそ天の御父に、すべての誘惑に打ち勝つ力として、聖霊を熱心に祈り求めなければならないのです」。