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聖ペトロ広場: 聖スタニスラオ、聖エリザベス、新聖人の列聖式。 教皇フランシスコ: 「神は苦しみと死に打ち勝つ」。


6月5日日曜日素晴らしい初夏の気候に恵まれたこの日のバチカン・聖ペトロ広場は朝早くから 二人の新成人の列聖式に参列する多くの信徒たちで一杯になった。

この日教皇フランシスコの司式による列聖式で、新たにカトリック教会の聖人の列に加えられたのは、無原罪の聖母修道会創立者ポーランド出身のイエス・マリアのスタニスラオ神父とブリジッタ修道会創立者スエーデン出身の聖エリザベス・ヘッセルブラド修道女。

教皇フランシスコ司式によるこの日の列聖式ミサには40人の枢機卿、30人の司教たちが共同司式した。その中にはポーランド・クラコフの大司教スタニスラオ・ジビッチ枢機卿やスエーデン・ストックホルムのアンデルス・アルボレリウス司教の姿もあった。

ミサ中の説教で、教皇フランシスコは信仰の核心でもある「苦しみと死に対する神の勝利」をテーマとして話された。

「わたしたちはいつもどこでも、わたしたちの中にキリストの復活の力が示されるよう、わたしたちの主イエス・キリストのご受難に深く一致していなければなりません。

わたしたちの人生における死や苦しみの痛ましい体験から生まれる苦悩や怒り、叫びに対する神の答えがキリストのご受難とその死の中にあります。すなわち苦しみや十字架から逃げるのではなく聖母マリアのようにキリストとともに苦しみつつあらゆる希望に反してなおかつ希望し続ける恵みを受けるのです。

今日聖人の列に加えられた二人の新聖人たちも苦しみや苦難を前にして逃げさることなく聖母マリアのようにキリストの十字架に深く一致しました。そして彼らにおいてキリストの復活の力が完全に現れました」。

聖エリザベス・ヘッセルブラドは1870年にスエーデンのプロテスタント家庭に誕生、18歳のとき米国に移住、そこで重い病気にかかったが奇跡的に回復した後、ニューヨークの貧しい病人たちの世話に献身し、次第にカトリック信仰に近づき、ついにカトリックに改宗。その後ローマに移り、聖ブリジッタのローマでの家を訪問した後、彼女自身がブリジッタ会を創立。第二次世界大戦中には迫害に苦しむユダヤ人たちを保護し、最も貧しい人々への奉仕に身を捧げた。1957年ローマで死去。

イエス・マリアの聖スタニスラオは1631年ポーランドで生まれ30歳の時司祭に叙階。聖マリアの無原罪の教義の宣言の200年前に無原罪の聖母の名を戴く修道会を創立し、特に貧しい人々や疎外されている人々の信仰促進のために働いた。1701年に死去。

列聖式ミサの後、教皇は広場に並居る信者たちとともに聖母マリアへの祈り、アンジェラスを唱えられた。