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ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世、聖人に、バチカンで列聖式


カトリック教会の典礼暦で「神のいつくしみの主日」を迎えた27日、2人の教皇、ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世の列聖式が行われた。

教皇フランシスコは、聖ペトロ広場で捧げた荘厳ミサの中で、2人の教皇を聖人として宣言された。

この儀式には、前教皇ベネディクト16世も出席、式の始めに教皇フランシスコと抱擁を交わされ、多くの枢機卿・司教・司祭らと一緒にミサを共同司式された。

復活節の喜びに満ちた、「主の復活」から1週間後の日曜日、聖ペトロ大聖堂の正面には列聖された2教皇の肖像が掲げられ、聖歌の合唱が広場を包んだ。

この列聖式のために、北イタリア・ベルガモやポーランドなど、ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世のゆかりの地をはじめ、世界中から巡礼者が続々とローマに詰めかけ、その数はおよそ100万人、バチカンでのミサ参加者は80万人と推定された。色とりどりの国旗を掲げた参加者の波は、聖ペトロ広場からコンチリアツィオーネ通りを埋め、さらにサンタンジエロ城を越えて、長くテベレ川沿いに続いた。ローマの各所に設置された大スクリーンの前でも巡礼者らが式の進行を見守った。

カトリック青年たちの祝祭「世界青年の日」の創始者であり、若者たちと深い精神的交流があったヨハネ・パウロ2世のために、若い巡礼者たちの姿も非常に多く見られた。青年たちの多くは前夜の祈りに参加し、そのまま会場の近くで朝を迎えた。

列聖式は、厳かな「諸聖人の連祷」で始まった。続いて、教皇庁列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿が、ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世の列聖申請人2人を伴い、教皇フランシスコの前に進み出た。

「聖なる教会は、2人の福者、ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世の聖人の列に加えてほしいと願っている」と、列聖省長官がラテン語で「ペティティオ(嘆願)」を3度にわたり教皇フランシスコに述べると、教皇は皆を祈りに招かれ、会衆は聖霊の照らしを願い「ヴェニ・クレアトル・スピリトゥス(創造主なる聖霊よ、来り給え)」を歌った。

そして教皇は列聖の「フォルムラ(式文)」を読み上げ、ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世を聖人の列に加え、全教会の崇敬の対象にすると宣言された。

その瞬間、この日を待ち望んでいた会衆から、大きな歓声と拍手が沸き起こった。

この後、ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世の聖遺物が祭壇の隣にもたらされた。

説教で教皇は、ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世は、キリストの傷を見つめ、それに触れる勇気を持った人、真理を告げる聖霊の力に満ちた人であったと述べ、2人の信仰の証しは教会と世界に神の優しさといつくしみを伝えたと話された。

ミサ終了後、教皇フランシスコはベネディクト16世と再び固い抱擁を交わされた。そして、特別車「パパモービル」で広場を一巡され、さらに長いコンチリアツィオーネ通りに沿って会衆を祝福、夜明け前から集っていた熱心な巡礼者たちを歓喜させた。