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ケリー米国務長官がバチカン訪問、パロリン大司教と会談、中東・シリア情勢を中心に


教皇庁国務長官ピエトロ・パロリン大司教とジョン・ケリー米国務長官の会談が、14日バチカンで行われた。

ケリー長官は、イスラエル・パレスチナ間の和平推進のため、また今月22日にジュネーブで開催されるシリア内戦終結を目指す国際和平会議のために、ここ数日各地を訪問している。

教皇宮殿で行われた会談には、教皇庁側からパロリン国務長官およびマンベルティ外務局長ら、米国側はケリー長官と同国の駐バチカン大使らが参加した。

バチカン広報局長のフェデリコ・ロンバルディ神父によれば、会談の内容は多岐にわたり、中東問題、特に和平会議を控えたシリア情勢が中心テーマとなった。

この中で、教皇庁側からは、前日13日教皇フランシスコが外交団への新年の挨拶で述べたのと同様、紛争の平和的解決と、困難に面した市民に対する人道支援の取り組みの必要が強調された。

イスラエル・パレスチナ間の問題については、和平プロセスの継続が期待された。

また、アフリカ情勢についても意見が交わされ、特に最近緊迫の度を増したスーダンにおいて調停活動が実りをもたらすよう願われた。

さらに米国の国内問題として、同国の司教らも関心を寄せている医療保険改革の枠組みにおける宗教の自由や良心的拒否の保証、貧困層への支援計画などが話題となった。

会談は2時間近くにわたり、建設的で、重要なものとなったとロンバルディ神父は語った。