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教皇庁文書:「奉献されたおとめ」のための指導書

教皇フランシスコと、奉献・使徒的生活会省長官ジョアン・ブラス・ジ・アビス枢機卿 - AP

04/07/2018 14:13

「奉献されたおとめ」のための指導書が、このたび教皇庁から公布された。

教皇庁奉献・使徒的生活会省(長官:ジョアン・ブラス・ジ・アビス枢機卿)は、7月4日、「奉献されたおとめ」のための指導書「エクレジア・スポンセ・イマーゴ(「教会の花嫁の姿」の意)」を発表した。

「奉献されたおとめ(オルド・ヴィルジヌム)」とは、教会によって公式に認められた、女子の奉献生活の一つのあり方である。「奉献されたおとめ」は、結婚せず、おとめの状態に留まり、家で日常の生活をおくりながら、自身の人生を主と教会への奉仕のために捧げる。

初代教会の時代から、「奉献されたおとめ」という生き方は存在した。一人の女性が神に生涯を捧げ、教会に奉仕したいと決意した場合、司教のもとへ赴き、自らを奉献したいと願い出ることにより、司教によって神に奉献され、「奉献されたおとめ」となった。

中世以降、修道会と修道生活の発展により、この奉献スタイルは次第に消えていくことになった。しかし、第2バチカン公会議後の1970年、パウロ6世によって「奉献されたおとめ」の、奉献のための典礼が復活した。

その復活以来、この特別な形態における、自らの奉献を司教に申し出る女性たちの数は徐々に増加し、現在、世界で5千人以上が「奉献されたおとめ」としての生活を送っている。

このたび発表された文書「エクレジア・スポンセ・イマーゴ」は、「奉献されたおとめ(オルド・ヴィルジヌム)」をめぐり、深い考察をもって記された、教皇庁初の指導書となる。

その内容は、序章、中心となる3部、そして、結びによって構成され、全115章からなる。

序章では、「奉献されたおとめ」の伝統と歴史、その特有の奉献スタイルが語られる。

第1部は、「奉献されたおとめ」への召命、そこに存在するキリスト教的・聖書的基礎、カリスマ、霊性などに触れている。

第2部は、「奉献されたおとめ」の普遍教会、また地方教会と教区における立場、あり方、関係などに言及している。

第3部では、召命の識別と、霊的・教育的な養成について述べている。

奉献・使徒的生活会省長官、ブラス・ジ・アビス枢機卿は、この指導書の公布にあたり、おとめの奉献の典礼復活から50年を迎える2020年に、ローマで「奉献されたおとめ」たちの国際的な集いを開催する旨を発表した。

 

04/07/2018 14:13