2018-06-26 13:25:00

教皇、マクロン仏大統領と会見


教皇フランシスコは、フランスのマクロン大統領とお会いになった。

6月26日午前、バチカンを訪問したエマニュエル・マクロン仏大統領を、教皇は温かく歓迎された。

教皇と大統領の会談では、教皇庁とフランス間の友好関係が強調され、特にカトリック教会の活動、フランスにおける共通善の推進のための諸宗教の貢献がテーマとなった。

また、国際問題では、環境保護、移民政策の他、紛争の回避と解決、武装解除のための多国間レベルの努力などが共通の関心となった。

さらに、中東やアフリカ地域での紛争の状況について、意見が交換された。

最後に、ヨーロッパの将来をめぐり共に考察がなされた。

教皇は、会談の後、大統領夫人や随行団に挨拶された。

同日午後、マクロン大統領はローマ市内のラテランの聖ヨハネ大聖堂で、ローマ司教座聖堂名誉参事会員の称号の授与式に出席する。

フランスの元首がラテランの聖ヨハネ大聖堂の名誉参事会員の称号を受ける伝統は、1604年、アンリ4世の時代にさかのぼり、今日、その慣わしは、歴代のフランス共和国大統領へと受け継がれている。

 








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