2018-06-14 15:22:00

教皇「 受け入れ、知り、理解しあうために、他者に向かって歩むことが大切」


バチカン聖座とメキシコ間の外交関係締結25周年を記念して、国際的移民問題についての懇談会が、バチカンのピオ4世のカシーナを会場に開催された。

この席で聖座は、社会から見放された貧しい人々のための働きを続行するために、両国の絆をますます強めていくためのよい機会として、さらなる協力を強く訴えた。

教皇フランシスコは、この懇談会の参加者に宛てたメッセージで、「今日、各自のメンタリティーを根本的に変革する必要があります。異なる人々や他人を、自分たちの安全を脅かすものだという考え方から、彼らの異なる人生経験や別世界の人々の持つ様々な価値観が、自分たちの既成社会により豊かな富をもたらすものなのだという考え方へと、変えていく必要があります。ですから、ここで一人一人が真剣に考え、受け取るべき姿勢は、何よりも他者を知り、理解するために、排除するのではなく、かえって積極的に受け入れていこうとする態度です」と、開かれた心とメンタリティーの必要性を強調された。








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