教皇フランシスコは、6月10日(日)、バチカンで正午の祈りの集いを持たれた。
巡礼者への挨拶で教皇は、この日、フランスのアジャンで、マリ・ド・ラ・コンセプシオン修道女(アデル・ド・バッツ・ド・トランケレオン、1789-1828)の列福式が行われたことを紹介。
18世紀後半から19世紀前半にかけてのフランスで生き、女子修道会「汚れなきマリア修道会」(マリアニスト・シスターズ)を創立した新福者を思い起こされた。
教皇は、神と兄弟たちへの奉仕のために自らを捧げた同修道女のために、神を賛美された。
福者アデル・ド・トランケレオンはフランスの激動の時代を、恩寵の光に照らされ、固い信仰をもって生きた。福者ギョーム・ジョセフ・シャミナード神父(1761-1850)と共に、1816年に創立した「汚れなきマリア修道会」は、第二次大戦後の1949年、日本にももたらされた。同会は、特に教育事業を中心に、使徒的活動を行っている。
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