2018-05-25 14:29:00

「家庭は、愛することを教え学ぶ場所」教皇、ローマの警察官と家族らに


教皇フランシスコは、ローマの警察官および衛生局職員らとお会いになった。

5月25日、バチカンのパウロ6世ホールには、ローマの中央警察署の警察官および衛生局職員、またその家族らが集った。

教皇はこの集いで、日ごろバチカン周辺の警備にあたるローマの警察官らに感謝を述べると共に、関係者の家族らに温かい歓迎を示された。

「家庭とは、愛することを最初に教え、最初に学ぶ場所です」と述べた教皇は、同時に家庭は信仰と、善を行うことを学ぶ場所でもあると話された。

そして、今日の社会の様々な挑戦と困難を考える時、健全な家庭の存在は、世界と教会の未来に決定的な役割を果たすものと指摘された。

「人生の道のりにおいて、イエスは決してわたしたちを見捨てることがありません。イエスはすべての人をいつくしみをもって見守り、特に家庭を愛のうちに聖化してくださいます。」

「イエスの現存は、お母さんや、お父さん、子どもたちの優しさや、いたわり、抱擁を通して表されます。家庭とは、優しさの場所です。」

教皇はこのように語られた。

また、信仰も家庭において受け継がれるものと教皇は述べ、人は家庭の中で謙遜で単純な、同時に希望と喜びに開いた祈りを学ぶことができると話された。

さらに、教皇は、健全な家庭は市民道徳を伝える場所でもあると述べ、家庭が市民道徳を教える義務を果たさないならば、国家は維持できないと強調された。

教皇は、関係者とその家族らを、ナザレの聖家族と、イタリア警察の保護者である大天使聖ミカエルに託して祈られた。

 








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