教皇フランシスコは、4月の祈りの意向をめぐり、ビデオを通しメッセージをおくられた。
カトリック教会は、毎月「教皇の祈りの意向」を示し、全教会が日々の祈りの中で、その意向に沿って祈るよう招いている。
2018年4月は、「経済活動に責任ある立場の人たち」のために、以下のように祈る。
「経済活動に責任ある立場の人たちが、排他主義に対抗する勇気を持って、新しい道を切り開くすべを見いだすことができますように。」
この祈りの意向をめぐり、教皇はビデオの中で次のように話された。
「経済は、労働市場を縮小し、こうして締め出される人々を新たに生みながら、収益性だけを向上させようとすることはできません。
人間を第一に考え、尊厳ある労働の機会を保証するためにできる限りの努力を惜しまない、企業家、政治家、思想家、社会の人々のやり方に倣わなくてはなりません。
声を一つにして上げましょう。経済思想と活動に責任ある立場の人々が、切り捨ての経済を拒む勇気を持ち、新しい道を切り開くことができますように。」
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