2018-03-12 10:44:00

教皇、聖エジディオ共同体創立50周年に関係者との集い


教皇フランシスコは、ローマの聖エジディオ共同体との出会いを持たれた。

聖エジディオ共同体は、1968年、ローマで始まったカトリック信徒による共同体。現在、イタリア全国はもとより、世界70カ国以上におよそ6万人の会員を持つ、国際的な組織となった。

教皇は、聖エジディオ共同体の創立50周年を機会に、3月11日(日)午後、同共同体の本部があるローマ市内トラステベレ地区を訪問された。

この日はあいにくの雨となったが、同地区の心臓部サンタ・マリア・イン・トラステベレ広場には、聖エジディオ共同体の会員をはじめ、同共同体の支援活動によって結ばれた多くの人たち、貧しい人々、お年寄り、移民・難民、また同共同体の「平和の学校」で学ぶ子どもたちが集い、教皇を歓迎した。

サンタ・マリア・イン・トラステベレ教会で行われた集いで、教皇は同共同体の関係者らに挨拶をおくられた。

教皇は、この50周年の記念を、過去を総括するためのものでなく、信仰を福音宣教に対する大胆な取り組みに新たに変容させるための機会とするよう願われた。

そして、ローマや世界での日常的なミッションを通し、違いや壁を乗り越え一致を築いていく、同共同体の活動を励まされた。

教皇は、これからも同共同体が、友情を通して福音を伝えながら、疎外された世界に人間性を与え、誰も異邦人ではない社会の構築に貢献することを希望された。

 

 

 








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