教皇、トルコのエルドアン大統領と会見

教皇フランシスコは、トルコのエルドアン大統領と会見された。

2月5日、教皇はバチカン宮殿にエルドアン大統領の訪問を受けられた。

教皇フランシスコは、2014年11月のトルコ訪問の際、エルドアン大統領と会見している。一方、トルコ大統領がバチカンを訪問するのは59年ぶりとなる。

教皇と同大統領の会談は和やかに行なわれ、この中では教皇庁とトルコの両国関係、トルコの情勢がテーマとなった。

これに関連し、トルコのカトリック教会の現状、同国の多くの移民を受け入れる努力、それに伴う課題などが話し合われた。

また、会談は中東情勢に触れ、特にエルサレム問題に言及。人権と国際法の尊重のもとに、対話と協議を通して、中東地域の平和と安定が推進される必要が示された。