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教皇フランシスコ \ 司牧訪問

教皇、ローマのウクライナ東方カトリック共同体を訪問

教皇、ローマのウクライナ東方カトリック共同体を訪問、聖ソフィア聖堂で - REUTERS

29/01/2018 11:30

教皇フランシスコは、ローマのウクライナ東方カトリック共同体と交流された。

1月28日、教皇は、ローマ西北ボッチェア地区の聖ソフィア聖堂を訪問された。

聖ソフィア聖堂は、ウクライナ東方カトリック教会・リヴィウ大司教であったヨシフ・スリピ枢機卿が、1963年、ソビエト連邦下の長い獄中生活から解放された後、ローマのウクライナ東方カトリック共同体の教会として建立を望んだもの。1967年に建設が始まり、1969年に献堂された。

ネオ・ビザンティン様式の同聖堂は、5つのクーポラを持ち、内部はモザイク装飾で覆われている。

この日、教皇を迎えた同聖堂の内外は、ローマに住むウクライナ出身の人々でいっぱいになった。

ウクライナ東方カトリック教会の主席、スビアストワフ・シェフチュク・キエフ大司教が、皆を代表して、教皇に歓迎の言葉を述べた。

教皇は信者たちへの挨拶で、ウクライナ東方カトリック教会の人々の常なる固い信仰と、ローマ教皇との忠実な繋がりに感謝を表された。

多くの犠牲を払いながらも信仰を守りぬいた、ウクライナ東方カトリック教会の先人たちを思い起こされた教皇は、その生き方をもって福音を証し、今日もわたしたちを支え導く、信仰の父・母たちを、この聖堂に入るたびに記憶して欲しいと信者たちに願われた。

ウクライナ東方カトリック教会が掲げる司牧モットー「生きた小教区は、生きたキリストとの出会いの場」を引用しながら、教皇は、「生きた」「出会い」という2つの言葉に注目。

教会とは「出会い」であり、孤独から立ち直り、自分の中に閉じこもろうとする誘惑に勝つ力を得る場所、喜びや苦しみ、心の重荷や生活の苦労、郷愁を分かち合う場所であると述べられた。

また、ここは神に迎えられ、神によって皆の希望が強められる場所であると話された。

イエスは復活し「生きて」おられ、わたしたちは教会、典礼、秘跡の中で「生きた」イエスと出会うことができると述べた教皇は、教会は過去の記憶の博物館や地元のシンボルではなく、教会のミッションの心臓、新しい命を分かち合い、それによって罪や死に打ち勝つための場所と強調された。

この集いで、教皇は特にウクライナの女性たちの勇気ある信仰と、生活を通してその信仰を伝える姿勢を称賛。

イタリアで在宅介護の仕事に携わるウクライナの女性たちに言及された教皇は、「皆さんは、心のこもった介護を通して、各家庭に福音を最良の形で伝える、貴重な存在です。皆さんの仕事は、単なる職業ではなく、一つのミッションです」と励ましの言葉をおくられた。

教皇はブエノスアイレス大司教であった時、当時アルゼンチンのウクライナ東方カトリック教会の司牧を担っていたシェフチュク大司教から、「優しさの聖母」のイコンを贈られたことを回想。

今もバチカンの自室にこのイコンを置き、朝晩挨拶をしていると話しながら、教皇は聖母子画が結ぶご自分とウクライナとの絆を紹介された。

29/01/2018 11:30