2018-01-12 13:30:00

教皇、15日より、南米チリとペルーを訪問


教皇フランシスコは、1月15日から22日にかけて、チリおよびペルーの南米2カ国を司牧訪問される。

この訪問は、両国の大統領、および司教団の招きに応えて行なわれるもので、現教皇にとって22回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)となる。訪問国数としては、チリとペルーを加え、計33カ国となる。

両国における教皇の訪問日程はそれぞれ以下のとおり。

チリ司牧訪問(1月15日~18日)

1月15日(月)イタリア時間・早朝、教皇は最初の訪問国チリに向けてローマを出発。現地時間・同日夜、首都サンティアゴ到着。空港での歓迎式。

16日(火)午前、サンチアゴ市内の大統領官邸・モネダ宮殿で各界要人と駐チリ外交団との出会い。バチェレ大統領への表敬訪問。次いで、オイギンズ公園でミサを司式。午後、刑務所訪問。大聖堂で司祭・修道者・神学生との出会い。司教団との集い。この後、聖アルベルト・ウルタド神父の巡礼聖堂でイエズス会関係者と交流。

17日(水)午前、チリ中南部の都市テムコへ。現地の空港でミサ。アラウカニアの住民代表とカーサ・マードレ・デ・ラ・サンタ・クルスで昼食。夕方、再びサンティアゴへ。マイプの巡礼聖堂で若者たちとの集い。チリ・カトリック大学を訪問。

18日(木)午前、教皇はチリ北部の都市イキケへ。市内でミサ。午後、オブレート会の施設で昼食。夕方、イキケ国際空港で送別式。チリを後にし、次の訪問国ペルーへと向かわれる。

ペルー司牧訪問(1月18日~22日)

18日(木)現地時間夕方、教皇はペルーの首都リマに到着。空港で歓迎式。

19日(金)午前、ペルー東南部の都市プエルト・マルドナドへ。スポーツ施設でアマゾン地域の人々との出会い。職業技術専門校で市民との集い。児童養護施設を訪問。司牧センターでアマゾン地域の住民代表らと昼食。午後、リマに戻り、大統領官邸で、各界要人と駐ペルー外交団との出会い。クチンスキ大統領への表敬訪問。夜、市内の聖ペドロ教会にイエズス会の共同体を私的に訪問。

20日(土)午前、ペルー北西の都市トルヒーリョへ。ワンチャコ地区でミサ。昨年の水害被災地区を訪問。カテドラルで祈り。神学校で司祭・修道者・神学生らとの出会い。市内のアルマス広場で聖母への祈り。夜、再びリマへ。

21日(日)、午前、リマの奇跡の主巡礼聖堂で、ペルーの観想修道女たちと時課を唱える。カテドラルでペルーの聖人たちの聖遺物を前に祈る。大司教館で司教団との出会い。正午、アルマス広場でお告げの祈り。夕方、ラス・パルマス空軍基地でミサ。こうしてすべての公式行事を終えられた教皇は、送別式を経て、ローマに向け出発。

22日(月)イタリア時間午後、ローマ着。バチカンに戻られる。

 

 

 








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