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教皇フランシスコ \ 一般謁見・アンジェラス

日曜正午アンジェラスの祈り: 教皇「荒果てた心の中に謙遜をもって希望の道を開いていこう」

日曜正午アンジェラスの祈り、教皇フランシスコ - AFP

10/12/2017 17:24

キリストの降誕を準備する待降節第2主日、12月10日正午、聖ペトロ広場に面する書斎の窓に姿を現された教皇フランシスコは、この日曜日のミサの第一朗読、イザヤ預言書の中からテーマを取り、神の民のエルサレム帰還の準備を呼びかけるイザヤ預言者の言葉を解説しながら、キリストの降誕を準備するキリスト者の心構えについて話された。

「親愛なる兄弟姉妹の皆さん、

今日のミサの第一朗読イザヤの預言書は、エルサレムへの帰還を準備するイスラエルの民に、犯した全ての怠りの罪や、神の御前でふさわしくなかったあらゆる行動の過ちを認め、悔い改めながら、再び主に向かって歩む道を準備するよう励ましています。

わたしたちの生活の中での怠りの隙間は、十分に祈らなかったことや、あるいは全く祈りを怠ったことかも知れません。

今、わたしたちが過ごしている待降節は、より熱心に祈るための、また、霊的なことに専念するためのよい機会です。

さらに別の隙間も考えられます。それは隣人に対する愛徳の欠如です。特に多くの必要に迫られている貧しい人々、物資的に貧しいだけではなく霊的にも貧しい人々に対する愛徳の欠如です。わたしたちは皆隣人の必要にもっと注意を向ける必要があります。愛徳の実行によって、わたしたちも、洗礼者聖ヨハネのように、多くの人々の荒れた心の砂漠に、希望の道を開いていくことができるでしょう。

イザヤ預言者は主を迎える準備として、傲慢や高ぶり、権力などへの思いを抑えるよう勧めています。

傲慢、横柄、高ぶり、権力欲のあるところに、主は入ることができません。なぜなら、そこはもう傲慢や権力欲で一杯であり、主の入る余地がないからです。かえってわたしたちは常に謙遜で柔和な心を持たねばならないのです。声高に叫ぶことなく、人の言葉に耳を傾け、おだやかに話すことです。こうして主の到来に準備します。なぜなら、主ご自身が、その福音の中で言っているように、柔和で心の謙遜な方だからです。

主との一致を妨げるような、あらゆる障碍を取り除きましょう。イエスの到来に向けて、大きな喜びをもって準備に励みましょう。

誰か親しい友人を家に迎える際に、わたしたちは喜んで、注意深く、友を迎える準備をすることでしょう。同じように、最も重要な友人である主を迎えるために、わたしたちも周到な準備をいたしましょう。主がおいでになる時、その豊かな恵みに与ることが出来るよう、最善の注意を込めて、毎日準備に励みましょう」。

10/12/2017 17:24