2017-12-03 19:13:00

教皇、海外司牧訪問無事終了:聖マリア大聖堂へ感謝の花束奉献


教皇フランシスコは、12月2日(土)午後9時40分、先月26日より行なわれていたミャンマーおよびバングラデシュ司牧訪問からバチカンに戻られた。

教皇は、翌3日(日)早朝、今回の司牧訪問に感謝するため、ローマ市内の聖マリア大聖堂に赴かれ、聖母に真っ白な花束を捧げられた。

2日、バングラデシュの若者たちの出会いをもって、第21回目の海外司牧訪問の公式行事をすべて終えられた教皇は、カトリックだけではなく、他宗教の若者たちにも平和と協調を訴えるメッセージを託された。教皇は、ミャンマーおよびバングラデシュ両国国民の暖かい歓迎ぶりに心からの感謝を述べると共に、平和と共存を願い、神の豊かな祝福を祈られた。

3日、日曜正午恒例のアンジェラスの祈りに際し、教皇は前日までの長旅の疲れも見せず、聖ペトロ広場を埋める巡礼者らと共に、聖母マリアへの祈りを唱えられた。祈りの前の短い講話における第一の言葉は、ミャンマーとバングラデシュへの訪問を通し、試練に会いながらも美しい微笑みを絶やさない勇敢な多くの人々との出会いを得たことを心から神に感謝するというものだった。教皇はさらに、彼ら自身の体験から多くのことを学ぶことができたと、次のように述べられた。

「親愛なる兄弟姉妹の皆さん、この度、ミャンマーとバングラデシュという多くの困難に直面している国々を訪問し、そこで試練に会いながらも、微笑みと人間としての尊厳を保ち続ける人々の崇高さを目の当たりにし、わたしは非常に強く心を打たれました。

わたしの日々の祈りと心の中に、彼ら一人ひとりを鮮明に思い起こしています。多くのことを教えてくれたミャンマーとバングラデシュの国民に心からの感謝を捧げます。」








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