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バチカン放送局

世界と対話する教皇と教会の声

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教皇フランシスコ \ 一般謁見・アンジェラス

最も重要な掟は神と隣人を愛すること、教皇、日曜正午の集い

教皇フランシスコ、10月29日、バチカンでの日曜正午の祈り

30/10/2017 11:57

教皇フランシスコは、バチカンで10月29日、日曜正午の祈りを信者と共に唱えられた。

集いの説教で教皇は、この日の福音朗読箇所、マタイ福音書22章、イエスが最も重要な掟について話す場面(マタイ22,34-40)を取り上げられた。

ファリサイ派の一人がイエスを試そうとし、「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか」(22,36)と尋ねた。

教皇は、モーセの律法は600以上もあることから、これらすべてから最も重要なものを見分けるという、この問いがいかに罠に満ちた質問であったかを説明された。

しかし、この質問に対し、イエスは躊躇せず、「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい」を最も重要な第一の掟として示し、次いで「隣人を自分のように愛しなさい」を第二に重要な掟として加えられた。

多くの掟の中で最も重要なものはモーセが神から直接授けられた十戒であったために、イエスのこの答えは、人々が想定するものではなかったと教皇は指摘。

しかし、イエスは、神への愛と隣人への愛なくしては、主との契約に対する真の忠実はあり得ないことを彼らに諭し、さらに「律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている」(22,40) と説くことで、何が真に重要で、何がそれに関連付けられるものであるのか、その秩序を改めて示めそうとされた、と話された。

真に重要で本質的なこと、すなわち「愛」を教え説き、業として行ったのがイエスの生涯であったと教皇は述べ、愛は人生と信仰の歩みに力と豊かさを与え、愛なしでは人生も信仰も不毛なものとなると語られた。

「わたしたちは愛し、愛されるために創造された。愛である神は、わたしたちをその命に与らせ、神から愛され、神を愛し、神と一緒にすべての人々をも愛するようにとわたしたちを創られた。」

「この神の『夢』を実現するためには、神の恵みのもとに、神ご自身から来る『愛する力』を受け取る必要がある。」

「まさにそのために、イエスは聖体においてご自身を与えられる。わたしたちは聖体において、わたしたちの救いのためにご自分を御父に捧げられたイエスの、愛の最高の表現である、御体と御血を受け取るのである。」

このように話された教皇は、「神と隣人への愛」という最も大切な掟をわたしたちが生活の中に受け入れ、実践できるよう、聖母の助けを祈られた。

巡礼者への挨拶で、教皇は、昨日ブラジルでジョヴァンニ・スキアーヴォ神父(イタリア1903-ブラジル1967)の列福式が行われたことを紹介された。

聖レオナルド・ムリアルド神父が創立した聖ヨセフ会に入会し、司祭となったスキアーヴォ神父は、若くしてブラジルに派遣された。宣教の地で信者たちに熱心に奉仕し、修道者の養成に尽くした。

教皇は、福者ジョヴァンニ・スキアーヴォ神父の模範に励まされ、わたしたちがキリストと福音への完全な忠実を生きることができるようにと祈られた。

 

30/10/2017 11:57