2017-10-19 14:03:00

教皇「対話のうちに歩み続けよう」世界メソジスト協議会の使節を迎えて


教皇フランシスコは、世界メソジスト協議会の使節とお会いになった。

10月19日、バチカン宮殿で行われたこの出会いは、メソジストとカトリックの神学対話開始から50周年を記念して行われた。

教皇は使節への挨拶で、第2バチカン公会議は、「真理への愛と、愛徳と、謙虚をもった」対話を通し、諸キリスト教教会の信者間のより深い理解と正しい認識を広めるよう今も励ましていると強調。

わたしたちは長く離れた時を経て、再び出会い、互いを再発見し、心を開き合って共に歩めることを嬉しく思うと述べられた。

また、兄弟姉妹たちが自分たちと同じイエスにおける信仰を持つことを見るだけでなく、神の家族の他のメンバーがわたしたちがより主に近づけるよう助け、福音のより忠実な証しができるよう刺激してくれることは、素晴らしいことであると話された。

信仰は、愛を具体的な形にすること、特に貧しい人や見捨てられた人への奉仕において、より確かなものとなると述べた教皇は、カトリックとメソジストが神の招きに応え、社会で孤立し疎外された人々に共に寄り添うことができるようにと願われた。

教皇は、50年の対話を経て、未来を見つめる時、聖性のうちに成長するために、より大きな交わりの必要を確信していると述べ、和解をテーマとする新たな対話の段階に向けて歩み、さらに歩み続けることで、神の助けによって、いつか完全な一致に至ることができるようにと望まれた。








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