2017-08-31 16:24:00

リマの聖ローザ帰天400年記念年終了に、教皇メッセージ


ペルーで祝われていた「リマの聖ローザ帰天400年記念年」が終了した。

8月30日、リマの大聖堂で、キト名誉大司教ラウル・エドゥアルド・ヴェーラ・チリボガ枢機卿が教皇特使として閉幕ミサを司式。

ミサ中、教皇フランシスコのメッセージが同枢機卿によって読み上げられた。

メッセージの中で教皇は、雅歌の表現を用い、聖ローザを「茨の中に咲きいでたゆりの花」(2,2)と形容。

すべての人がキリストにおいて永遠の命を得ることを願い、キリストへの燃える愛のうちに、自らに厳しい苦行を課した同聖女の霊性を見つめた。

幼少から主との友情を育み、聖母マリアとシエナの聖カタリナの模範と取次ぎによって、主への愛を燃え立たせ、自身をくまなく奉献し、ドミニコ会第三会員となった聖ローザの生涯を教皇は思い起こすと共に、聖ローザがすべての被造物に寄せていた愛と、神なる創造主への賛美に言及。

リマの聖ローザへの崇敬を通して、リマの大司教区、ペルー、そして世界が神から多くの恵みを得ることができるようにと祈られた。








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