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バチカン放送局

世界と対話する教皇と教会の声

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教皇フランシスコ \ 一般謁見・アンジェラス

主の変容: 教皇「夏休みの間、孤独な人々、病人たち、不正や暴力に苦しむ人々のことも考えよう」

教皇フランシスコ、アンジェラスの祈り - AFP

06/08/2017 17:11

8月6日、主のご変容の祝日、気温が40度近くにもなったローマ・バチカン聖ペトロ広場にはこの暑さにも関わらず、教皇の言葉に耳を傾けその祝福を受けようと大勢の人々が集まった。教皇フランシスコは聖母マリアへの祈りを唱える前に、主のご変容の出来事の意味を解説するとともに、天のみくにの神秘心を上げるよう勧められた。

「親愛なる兄弟姉妹の皆さん、今日は教会の典礼暦に従って主のご変容の祝日が記念されます。主のご変容の神秘はわたしたちに希望のメッセージを送ってくれます。兄弟たちに奉仕するためにキリストに出会うよう招いています。

今日のミサ中の福音朗読はイエスがペトロとヤコブ、そしてヨハネを伴ってタボル山に登り、彼らの目の前で変容され神の子としての栄光を垣間見せたことを物語っています。

聖書は彼らが高い山に登って行ったと記しています。このことはわたしたちが高いところ天に向かうには、低いところから、この世の雑事から離れることが必要だと教えてくれます。神のみ言葉に耳を傾けるために祈りの中に心を静めることが肝要なのです。沈黙と静けさの中に神のみ言葉、福音に耳を傾けるなら、そこに素晴らしい輝きと喜び美しさを見出すことができるでしょう。

夏休みはただ身体を休めるためだけでなく主との出会いを実現するためまたとない良い機会でもあります。この時期、多くの学生たちは授業がなく、また多くの家族も休暇に出かけます。ただ休むだけではなく日常の雑事から離れて霊的な歩みを深める機会にいたしましょう。

主との出会いには終わりがありません。常にますます生き生きしたものとなります。主のご変容を目の当たりにした三人の弟子たちは主との出会いによって変容させられた全く新しい目と心をもって山を下りて行きました。これはわたしたちもまた同じようにすべきことを教えています。神の霊に強められ、心から回心し神ご自身が望んでおられるように毎日人々への奉仕、愛徳の実践によってキリスト者としての証を世に示すのです。

こうしてキリストご自身とそのみ言葉の熱意に変容させられて私たち自身もすべての兄弟たち,特に苦しむ人々、孤独の中にある人々、見捨てられている人々、病人たち、世界の多くの国々で不正や暴力,圧政に打ちのめされている人々に、神の愛とあわれみの具体的な印となることができるでしょう。

聖母マリアにすべての人々の休暇を託しましょう。皆が休暇から多くの益をくみ取ることができるように、また様々な理由で休暇に行かれない人々も何らかの形でこの時期に少しでも休みと慰めを受けることができるよう、その母としての助けを願いたいと思います」。

06/08/2017 17:11