2017-07-13 18:36:00

教皇、カテキズムのシンポジウムにメッセージ


教皇フランシスコは、アルゼンチンで開かれたカテキズムのシンポジウムにメッセージをおくられた。

このシンポジウムは「信じる者は幸い」をテーマに、ブエノスアイレスの教皇庁立アルゼンチン・カトリック大学で、7月11日から2日間にわたり行われた。

参加者らに宛てたメッセージで教皇は、カテキスタの召命と課題を考える上で、アッシジの聖フランシスコの生き方を回想。

「病者を見舞い、貧しい人に食べ物を与えることが、すでに説教である」と言った聖フランシスコのように、教会の教えを伝えるカテキスタもまた、自分の召命と使命を、何か非常に具体的な形で表していく必要があると述べられた。

「カテキズムは仕事ではなく、カテキスタ自身の人生をめぐる一種のミッション」であり、「教会への奉仕というカテキスタの召命は、人生を変える神からの贈り物」であると指摘された。

また、「カテキスタは、キリストから出発し、キリストと共に歩まなければならない」と教皇は説き、主と出会い、主に心を開き、イエスの言葉と生き方を他の人々に証しするという、キリストへの愛の大きな躍動を、カテキスタ自身が生きるよう招かれた。

「イエスはわたしたちの人生を喜びと共に変える、道、真理、命である。イエスを信じることはいかに素晴らしいかを、様々な方法で伝えて欲しい」と、教皇はカテキスタたちに願われた。

 








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