教皇フランシスコは、2017年7月の祈りの意向について、ビデオメッセージを寄せられた。
カトリック教会は、毎月「教皇の祈りの意向」を示し、世界中の教会が日々の祈りの中でその意向に沿って祈りを捧げるよう勧めている。
教皇の祈りの意向には、世界共通的テーマと福音宣教的テーマの2つがある。
今年7月は福音宣教のテーマとして、「信仰を見失ったキリスト者たち」のために、次のような祈りに招いている。
「信仰を見失い道に迷っている兄弟姉妹たちが、私たちの祈りと福音の証しによって、そばにある主のいつくしみと、キリスト者の生活の美しさに、再び出会うことができますように。」
この祈りの意向について、教皇はビデオを通し、次のように話された。
「わたしたちの喜びはイエス・キリストの中にあるということを、決して忘れないようにしましょう。イエスの愛は忠実で、無限です。
一人のキリスト者が悲しんでいるということは、イエスから遠ざかっているということです。
今、彼を一人にしておく必要はありません。わたしたちは彼にキリスト教的希望を、言葉だけでなく、わたしたちの証し、自由、喜びをもって伝えなければなりません。
信仰を見失った兄弟たちが、私たちの祈りと福音の証しによって、キリスト者の生活の素晴らしさを、再び見出すことができますように。」
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