2017-06-27 16:02:00

教皇、正教会のエキュメニカル総主教庁使節に挨拶


教皇フランシスコは、6月27日、正教会のエキュメニカル総主教庁の使節を迎えられた。

同使節は、29日に祝われる使徒聖ペトロ・聖パウロの祭日を前にローマを訪れた。

バチカンはエキュメニカル総主教庁の保護聖人・聖アンデレの日(11月30日)に、また同総主教府はローマの保護聖人・使徒聖ペトロ・聖パウロの日(6月29日)に、それぞれ使節を交換することが恒例となっている。

使節を温かく歓迎された教皇はその挨拶で、聖ペトロと聖パウロがそれぞれ異なる方法で主に仕えながら、どちらも神のいつくしみ深い愛を証ししたと強調。

東西の教会は古くから、聖ペトロと聖パウロの殉教を共に一つの祭日の中で記念してきたが、それは多様性における一致を象徴するものでもあると話された。

教皇は今年は、福者パウロ6世が1967年7月にイスタンブールを訪問し、アシナゴラス総主教が同年10月にローマを訪問してから、50年を記念することを指摘。

キリストと、キリストの教会に対する愛だけに動かされた、この2人の司牧者の勇気と先見性に満ちた模範が、両教会の完全な一致に向けての歩みを励ましてくれるようにと祈られた。








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