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バチカン放送局

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教皇フランシスコ \ 一般謁見・アンジェラス

教皇、中国の土砂崩れの被災者にお見舞いの言葉、日曜正午の集いで

教皇フランシスコ、6月25日(日)、バチカンでの正午の祈り - AP

26/06/2017 13:31

教皇フランシスコは、バチカンで6月25日、日曜正午の祈りを巡礼者と共に唱えられた。

この席で教皇は、 中国・四川省で24日に起きた土砂崩れの被災者にお見舞いの言葉を述べられた。教皇は死傷者と家屋を失った人々のために祈り、神が家族たちを支え、救援者を支えるようにと、連帯の気持ちを表された。

また、教皇はこの日リトアニアの首都ヴィリニュスでとり行われたテオフィロ・マトゥリオニス司教(1873-1962)の列福式に言及。信仰と人間の尊厳を勇敢に擁護し、ソ連の共産主義のもと、信仰への憎悪のために、まもなく90歳という高齢で殺害された同司教を思い起こされた。

教皇はこの日バチカンを訪れたウクライナのギリシャ典礼カトリック教会の巡礼団、また同様に聖ヨサファトの列聖150年を記念して訪れたベラルーシのグループにも挨拶をおくられた。教皇は、これらの巡礼団が聖ペトロ大聖堂で捧げるミサに精神的に一致したいと述べつつ、一人ひとりにキリストを証しする勇気と、ウクライナの地に平和の賜物を祈られた。

集いの説教では、教皇はこの日の福音朗読箇所、弟子たちを宣教に派遣するイエスが、迫害を予告すると共に、「体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな」と励ます場面(参照:マタイ 10,26-33)を取り上げられた。

イエスによる宣教への派遣は、弟子たちに成功を約束するものでも、失敗や苦しみから彼らを守るものでもなく、むしろ弟子たちは拒絶と迫害にあうことを覚悟しなければならなかったと教皇は述べられた。

弟子たちは自分の人生をキリストと一致させるよう召されているが、そのキリストは人々から拒絶を受け、見捨てられ、十字架上で死んだと教皇は指摘。

キリスト教宣教には平穏はなく、そこにあるのは困難と苦悩であり、わたしたちはそれを自分の信仰やイエスとの関係が正真のものであるかを確かめる機会とするよう招かれていると話された。

世にキリストを証しすることの困難にあっても、わたしたちは決して見捨てられることなく、天の御父から支えられていると話した教皇は、イエスの「恐れるな」という言葉を改めて提示。

そして、今日も、キリスト者に対する迫害は存在すると述べつつ、迫害にも関わらず勇気を持って信仰への忠実を明かし続ける兄弟姉妹たちに思いを向けられた。

イエスの「恐れるな」という言葉を胸に、困難や迫害の中を進んでいくよう励まされた教皇は、「イエスはわたしたちを一人にはしません。わたしたち一人ひとりはイエスにとってかけがえのない存在だからです。イエスはわたしたちと共にいてくださいます」と語られた。

 

 

26/06/2017 13:31