2017-05-22 19:16:00

日曜正午のレジナチェリの祈り: 教皇フランシスコ「キリスト教徒たちは心から愛することを学びなさい」


5月21日、素晴らしい天気に恵まれた日曜正午の聖ペトロ広場には多くの信徒たちが教皇と共に聖母マリアのレジナ・チェリの祈りを唱えその言葉に耳を傾けようと集まった。教皇は最後の晩餐の際の主キリストの言葉を想起しながら、キリスト教徒は真剣に心から愛し合うことを学ぶべきと強調された。

「主キリストに倣って常にすべての人々を愛することはキリスト教徒たちにとっても生易しいことではありません。 .しかしお互い愛し合いなさいというのはキリストの福音の最大の掟です。このことは最後の晩餐の席上、主ご自身がその弟子たちに最後の遺言として特に強調されたことです。主ご自身その難しさをご存知でした。弟子たちを決して孤児にはしない、彼の後に新しい慰め主聖霊の派遣を約束なさいました。聖霊は真理の霊であり、キリストの再臨の喜びを人々に伝達します。聖霊の力に助けられ、私たちは今日もまた信仰によって神の民として心を一つにしキリストから託された使命、愛によるその使命を遂行するのです。」

レジーナ・チェリの祈りの後、教皇は来る6月28日5人の新枢機卿任命のための枢機卿会がバチカンで開催されると発表された。

新枢機卿たちの様々な出身国、アフリカ大陸のマリ、ヨーロッパのスペインとスエーデン、アジアからはラオス、そしてラテン・アメリカのサン・サルヴァドルなど.はカトリック教会の普遍性をよく表している。

新枢機卿たちは次の通り。

マリ・バマコの司教 ジャン・ゼルボ大司教

スペイン・バルセロナのフアン・ホセ・オメリャ大司教

スエーデン・ストックホルムのアンデルス・アルボレリウス司教

ラオス・パクセのルイス・マリ・マングカネクホン司教

エル・サルバドルのサン・サルヴァドルのグレゴリオ・ローサ・チャヴェス司教

6月28日これら5人は教皇から枢機卿に任命され29日バチカンにて、聖ペトロ聖パウロの大祝日に教皇と共同ミサを捧げる。








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