2017-05-12 17:41:00

教皇、ポルトガルのファティマを巡礼


教皇フランシスコは、5月12日、ポルトガルの聖母巡礼地、ファティマを訪問された。

教皇は、5月12日(金)と13日(土)の両日、ポルトガル中部サンタレン県の町で、欧州有数の聖母巡礼地として知られるファティマに滞在される。

この訪問は、ファティマのコヴァ・ダ・イリアにおける聖母出現から100年を記念するもので、ポルトガル大統領と、同国カトリック司教評議会の招待によって行われた。

これは教皇フランシスコの第19回目の海外訪問(イタリアを除く)となる。一方、ポルトガルは同教皇にとっpapaて28カ国目の訪問国となった。

今回の教皇のポルトガル訪問は、巡礼としての性格から、公式行事は大統領、首相との会見を除いては、宗教行事が中心となる。

ファティマ巡礼初日、12日夕方、教皇は「出現の礼拝堂」で祈り、夜にはろうそくの祝別を行い、ロザリオの祈りを唱えられる。

2日目、ファティマの聖母の祝日である13日、教皇は巡礼地の大聖堂前の広場でミサを捧げ、この中でコヴァ・ダ・イリアで聖母に出会ったフランシスコ・マルトとジャシンタ・マルトの兄妹の列聖式をとり行われる。

現地時間12日午後、教皇はポルトガル中西部レイリア県のモンテ・リアル空軍基地に到着。マルセロ・レベロ・デ・ソウザ大統領はじめ政府要人、同国のカトリック教会関係者らに迎えられた。

歓迎式に続き、教皇は空港内の施設でソウザ大統領と個人会談を持たれた。

また、空港の敷地内で病者や、お年寄り、子どもたちを祝福された。

この後、空軍基地の礼拝堂を訪問された教皇は、ヘリコプターでファティマへと向かわれた。








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