2017-03-10 13:36:00

教皇、四旬節の黙想会を終了


教皇フランシスコは、3月10日、ローマ郊外での四旬節の黙想会を終え、バチカンに戻られた。

復活祭前の準備期間、四旬節に入り、教皇とバチカン諸機関で働く高位聖職者らは、カステリロマーニ地方の町、アリッチャで6日間にわたる黙想を行なっていた。

最終日、教皇は黙想指導にあたったフランシスコ会士ジュリオ・ミケリーニ神父の連日の講話とその準備に感謝を表された。

そして、この黙想の日々を通して多くの気付きがあったと思うが、これらの単純なテーマ、複雑なテーマを通して、主は皆さん一人ひとりに語りかけるでしょうと述べられた。

教皇は黙想の姿勢について、「確かに、黙想すべき材料は山のようにあるでしょう。しかし、聖イグナチオは、黙想する時に、何か慰めを得ること、苦悩を与えられることが一つあったならば、そこにじっと留まるように教えています」と話し、この黙想で参加者らはそうした留まるべき点をいくつか見出したことだろうと話された。

教皇は、この日アリッチャで司式されたミサをシリアの平和のために捧げられた。また、教皇庁の協力を得て、教皇は義援金をアレッポに送られた。

 








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