2017-02-02 17:19:00

2月の教皇の祈りの意向:苦しんでいる人たちへのなぐさめ


教皇フランシスコは、2017年2月の祈りの意向について、ビデオメッセージをおくられた。

カトリック教会は、月ごとに「教皇の祈りの意向」を示し、世界中の教会が毎日の祈りの中でその意向に沿って祈りを捧げるよう勧めている。

教皇の祈りの意向には、「世界共通の意向」と「福音宣教の意向」の2種がある。

今年2月は「世界共通の意向」として、「苦しんでいる人たちへのなぐさめ」をテーマに次のような祈りに招いている。

「苦しんでいる人たちすべてが、特に貧しい人たち、難民となった人たち、軽んじられている人たちが、私たちの共同体に迎え入れられ、なぐさめを受けることができますように。」

この祈りの意向について、教皇はビデオメッセージを通し、次のように話された。

「私たちが暮らす街では、高層ビルやショッピングセンターなどが建てられ、大きな不動産取引が行なわれていますが、その一方で郊外が放置されています」

このような状況の結果、非常に多くの人々が、仕事も目標もなく、その生活から抜け出すこともできすに、見捨てられ、疎外されています。

彼らを見捨ててはなりません。すべての苦しむ人たち、特に貧しい人々、難民、疎外された人々が、私たちの共同体に迎えられ、なぐさめを受けられるよう、皆さんも私と一緒に祈ってください。」

 








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