2016-12-17 06:00:00

教皇フランシスコ、80歳の誕生日


教皇フランシスコは、12月17日、80歳の誕生日を迎えられた。

教皇フランシスコ(ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ)は、1936年12月17日、アルゼンチンの首都、ブエノス・アイレスに生まれた。

1958年、イエズス会に入会し、1969年、司祭叙階。1992年、ブエノス・アイレス補佐司教1997年、ブエノス・アイレス協働司教、1998年、ブエノス・アイレス大司教。2001年、枢機卿に任命された。

そして、ベネディクト16世退位後のコンクラーベで、2013年3月13日、第266代ローマ教皇に選出された。現在、在位3年と10ヵ月を過ごされている。

80歳の誕生日、教皇フランシスコは、午前中バチカン宮殿のパオリーナ礼拝堂で、ローマ在住の枢機卿らと共にミサを捧げられるほかは、通常と変わりなく公務をこなされる。

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バチカン放送局は、教皇フランシスコのブエノス・アイレス大司教時代、共に郊外の貧しい人々の共同体の司牧に携わっていたペーペ・ディ・パオラ神父に、ベルゴリオ司教(現教皇)がどのように誕生日を過ごしていたのかを尋ねた。

ディ・パオラ神父は、まず教皇の80歳の誕生日に際し、深い霊性と人々への連帯に培われた司祭職の召命を、これからもまい進して欲しいと、心からのお祝いを述べた。

同神父によれば、ベルゴリオ司教は自分の誕生祝いをすることがそれほど好きではないようだったと言う。

一方で、子どもたちや職業学校の若者たちによる手作りの贈り物を喜んでいたが、それは贈り物そのものに対してではなく、彼のために子どもたちや人々が丹精こめて作ったという、人々の愛情に対してであった、とディ・パオラ神父は述べた。

教皇がかつて司牧に通っていたこの共同体の人々は、どのように教皇の80歳を祝おうとしているかとの問いに、ディ・パオラ神父は「祈りによってです」と答えた。

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なお、バチカンでは、教皇フランシスコの80歳の誕生日である、12月17日(土)に限り、1日のみ、以下のメールアドレスを開設し、教皇へのメッセージを受け付けている。

PopeFrancis80@vatican.va

 

 








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