教皇フランシスコは、今年12月の祈りの意向について、ビデオメッセージをおくられた。
カトリック教会は月ごとに「教皇の祈りの意向」を示し、全教会に対し、毎日の祈りにおいてこれらの意向に沿って祈るよう招いている。
教皇の祈りの意向には、「世界共通」のものと、「福音宣教」のための意向の、2つがある。
2016年12月の教皇の祈りの意向は次のとおり。
世界共通の意向
「『子ども兵士』という不正な実態が、一刻も早くこの世界からなくなりますように」。
福音宣教の意向
「ヨーロッパの人々が、喜びと希望の日々をもたらす福音の美しさ、すばらしさ、真理を再発見することができますように」。
教皇は特に世界共通の意向について、ビデオを通して次のようなメッセージをおくられた。
「洗練された技術が発達したこの世界において、武器が売られ、それは『子ども兵士』たちの手に渡っています。
わたしたちは、子どもたちの尊厳が尊重され、このような形の奴隷制がなくなるよう、できるかぎりのことをしなくてはなりません。
誰であれ、わたしのようにこの問題に心を動かされたならば、この祈りの意向にぜひ一致してください。
『子ども兵士』という痛ましい問題が、世界のあらゆる場所からなくなりますように」
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