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バチカン放送局

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「いつくしみの特別聖年」終了:教皇による閉幕ミサ、バチカンで

「いつくしみの聖年」終了に、バチカン・聖ペトロ大聖堂の「聖年の扉」を閉じる教皇フランシスコ - AFP

20/11/2016 17:09

カトリック教会がおよそ1年にわたり開催した「いつくしみの特別聖年」は、典礼暦で「王であるキリスト」を祝う11月20日、教皇フランシスコによる閉幕ミサをもって終了した。

「いつくしみの特別聖年」は、教皇フランシスコが自らの選出2年を迎えた2015年3月13日に開催を予告。同年4月11日、「神のいつくしみの主日」の前晩の祈りにおいて、特別聖年布告の勅書が公布された。

こうして、「いつくしみの特別聖年」は「御父のように、いつくしみ深い者となりなさい」(ルカ 6,36)をモットーに、2015年12月8日の「無原罪の聖母」に開幕した。

これを前にした同年11月29日、教皇は司牧訪問先の中央アフリカ・首都バンギで司教座大聖堂の「聖年の扉(ポルタ・サンタ)」を世界に先立ち開門。

12月8日の開幕ミサで、教皇によりバチカンの聖ペトロ大聖堂の「聖年の扉」が荘厳に開かれたのに続き、ローマの他の教皇直属バジリカ(聖ヨハネ大聖堂、城壁外の聖パウロ大聖堂、聖マリア大聖堂)の「聖年の扉」も相次ぎ開門した。

また、この特別聖年の特徴として、中央アフリカ・バンギで行われたように、世界各地の大聖堂や巡礼聖堂、またローマ・カリタスなどの支援施設などにも「聖年の扉」が設けられ、巡礼者らに開放された。

バチカンでは、この一年余り、神のいつくしみをテーマに、司祭や、助祭、奉献生活者、カテキスタ、ボランティア、信心会、病者、子ども、お年寄り、受刑者、ホームレスの人々など、様々な人々を対象とした聖年行事が行われた。

また、バチカンで毎週水曜に開かれる教皇一般謁見では、「いつくしみ」をテーマとした教皇によるカテケーシス(教会の教えの解説)が続けられたほか、今年7月、ポーランド・クラクフで開催された世界青年の日(ワールドユースデー)では、教皇と若者たちが共にこの聖年を記念した。

さらに、9月には、「いつくしみの聖人」としてコルカタのマザー・テレサの列聖式がバチカンでとり行われている。

いよいよ特別聖年の終了を迎えた、11月20日、バチカンで行われた閉幕ミサには、およそ7万人の信者が詰め掛けた。

ミサの開始前、教皇は聖ペトロ大聖堂のアトリウムで「聖年の扉」の閉門の儀式をとり行われた。

「聖年の扉」を前にした教皇は、この聖年を通して無限のいつくしみの御顔を示してくださった神に感謝を捧げられた。

真剣な心で探し求める者には「常に開いた門」であり、「天国へと導く唯一の門」である救い主キリストにおける希望を、聖霊が新たなものにしてくださるようにと祈りつつ、教皇は「聖年の扉」を構成する2枚のブロンズの扉を、左右一つずつゆっくりと閉じられた。

この後、聖ペトロ広場で行われたミサの説教で、教皇は「このいつくしみの聖年は、わたしたちに本質に戻るよう招いた」と述べた。

教皇は、復活の光の中にあるわたしたちの王の本当の御顔を見つめ、若く美しい教会の顔、人々を受け入れ、自由、忠実であり、清貧だが愛に富み、宣教的である時に輝く教会のその顔を、再発見しようと説かれた。

ミサの終わりに教皇は、使徒的書簡「ミゼリコルディア・エト・ミゼラ」に署名され、普遍の教会を代表する、世界の首都大司教・司祭・修道者・若い夫婦・家族・病者らにこの書簡を手渡された。

 

20/11/2016 17:09