教皇フランシスコは、10月2日、アゼルバイジャンの首都バクーのモスクで、同国の諸宗教指導者らと会見された。
この会見をもって、教皇は9月30日から始まったコーカサス2カ国、ジョージア(グルジア)とアゼルバイジャンの訪問を終えられた。
モスクで、コーカサスにおけるイスラム教指導者アッラーシュクル・パシャザデ師に迎えられた教皇は、同師と個人会談を行われた。
続いて、教皇は同師と共に、アゼルバイジャンの正教会や、ユダヤ教、他のキリスト教教会などの、諸宗教の指導者たちとお会いになった。
教皇は、この出会いを、アゼルバイジャンの諸宗教が調和と友好のもとに社会を構築していくしるしとして喜ばれた。
「神の名のもとに決して暴力が振るわれることがないように」と強調された教皇は、世界で多くの紛争が広がるこの「夜」に、「諸宗教が平和の曙となるように」と願われた。
現地時間同日午後5時過ぎ、バクー国際空港での送別式を経て、特別機でアゼルバイジャンを後にされた教皇は、イタリア時間同日夜9時半頃、ローマに戻られた。
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