教皇、イスラエルのペレス前大統領の死去に弔意

教皇フランシスコは、９月28日に死去したイスラエルのシモン・ペレス前大統領を悼まれた。

イスラエルのルーベン・リヴリン大統領に宛てた電報で、教皇はペレス前大統領の死去に深い悲しみを表明。同国民に心からの弔意を述べられた。

教皇はペレス前大統領とのバチカンでの出会いを思い起こしつつ、同大統領の平和のための尽力に大きな感謝を表された。

そして、ペレス前大統領への追憶が、民族間の平和と和解のために働く緊急な必要性をすべての人に喚起するようにと、教皇は希望。

こうして、ペレス前大統領の遺産は真の光栄を受け、同大統領の共通善への熱心な働きは新しい形で表現され、人類は恒久的な平和に向けて前進することができるだろうと記された。

教皇は、ペレス前大統領の遺族をはじめ、同氏の死を悲しむすべての人々のために祈ると共に、イスラエルに慰めと力をもたらす神の祝福を祈り求められた。