2016-08-17 18:10:00

教皇自発教令:バチカンに信徒・家庭・生命を扱う新組織を設立


教皇フランシスコは、自発教令を通して、バチカンに信徒・家庭・生命を扱う新組織を設立された。

8月17日、教皇は自発教令の形を持つ使徒的書簡「セドゥラ・マーテル」を発表。

「思いやり深い母としての教会は、常に、長き世紀にわたり、信徒、家庭、命を大切にし、いつくしみ深い救い主の愛を表してきました」。

このように始まる同書簡で、教皇は、信徒と家庭と人間の生命が福音の生きた証し、贖い主の愛の表現となるよう、これらを支え、助けることを望まれ、今日の状況を考慮すると同時に、教会の求めに適合した、新しい組織の必要を述べられた。

このたび創設される「信徒・家庭・生命省」は、独自の規約を持ち、これまでの教皇庁信徒評議会と教皇庁家庭評議会の管轄と機能を合わせた組織となる。

今年9月1日をもって、教皇庁信徒評議会と教皇庁家庭評議会は新組織に移行し、これをもって両評議会は廃止される。

教皇は新組織の長官として、米国ダラス教区のケビン・ジョゼフ・ファレル司教を任命された。

また、これまで家庭評議会議長を務めたヴィンチェンツォ・パリヤ大司教を、教皇庁立生命アカデミーの会長、および結婚と家庭のための教皇庁立研究所「ヨハネ・パウロ2世」の理事長として任命された。








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