教皇フランシスコは、8月11日、シリアの難民の家族らと昼食を共にされた。
教皇の住居があるバチカンのサンタ・マルタ館で行われた昼食会には、シリアからの難民21人が招かれた。
これらの人々は、現在、聖エジディオ共同体の支援の下にローマで生活している。
このうち、3家族(12人)は、今年4月、教皇のギリシャ・レスボス島難民キャンプ訪問の際、教皇と共にローマ入りした。また、別の2家族(6人)と、単身で家族の到着を待つ3人は、教皇の同島訪問後の、6月に到着している。
昼食会では、代表者が平和と希望のメッセージとしてのこの催しに感謝を述べた。
教皇は食事の前に、これらの家族のため、また平和のために祈られた。
昼食会では、大人も子どもも全員が教皇と言葉を交わし、会話の中では特にそれぞれの家族が直面した厳しく辛い体験と、始まったばかりのイタリアでの生活がテーマになった。
子どもたちは教皇に、自分たちが描いた様々な絵をまとめた画集を贈った。画集には子どもたちが見た戦争や破壊の恐怖と、家を得た喜びが表されているという。
教皇からは、子どもたち一人ひとりに、玩具などのプレゼントが贈られた。
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