2016-08-03 13:08:00

「連帯に満ちた文明という賞牌を目指そう」教皇、リオデジャネイロ五輪に向けて


教皇フランシスコは、リオデジャネイロオリンピック開会を前にメッセージをおくられた。

8月3日、バチカンで行われた一般謁見の席で、教皇は2日後に開会式を迎えるリオ五輪に言及。ブラジル国民をはじめ、競技者、観客、すべての関係者に向け、次のように話された。

「わたしはここで、ブラジル国民に、特にオリンピックを機会に世界中の選手とスポーツ愛好者たちを迎えるリオデジャネイロの市民に、愛情を込めて挨拶をおくりたいと思います。

平和と、寛容、和解を渇望する世界において、オリンピック精神が参加者、観客、すべての人々に『戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおす』 ( 2 テモテ 4, 7-8)ことを励ましますように。

そして、皆がメダルよりもさらに貴重な賞牌、すなわち、文化・民族・宗教の違いを超え、すべての人が人類家族の一員として認められる、連帯に満ちた文明を目指すことができますように。

このスポーツの祭典を喜びともてなしのうちに準備運営するブラジルの皆さんにとって、オリンピックが、困難の時を乗り越え、希望と喜びにあふれる未来を目指しながら、より正義と平和ある国の構築のために『チームワーク』をもって取り組む機会となりますように。神の祝福が皆さんにありますように」。

 








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