2016-07-28 19:37:00

ワールドユースデー・クラクフ大会:若者たちによる教皇の歓迎式


カトリックの若者たちの祭典、「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)」の国際大会が行なわれているポーランド・クラクフで、7月28日、参加者たちによる教皇フランシスコの歓迎式が行われた。

同日午前、チェンストホヴァでポーランド宣教1050年を記念するミサを捧げられた教皇は、午後、クラクフに戻られ、市内のブオニエで若者たち主催の歓迎イベントに参加された。

大司教館前で、クラクフ市長から「市の鍵」を贈呈された教皇は、若い障害者たちとトラムに乗り、会場へと向かわれた。

世界各国からの参加者で埋まった会場では、大陸別に参加国の旗を振りながら若者たちが舞台を行進。

舞台上にはワールドユースデーの創始者である聖ヨハネ・パウロ2世と、神のいつくしみの使徒、聖ファウスティナ・コヴァルスカと共に、各大陸の神のいつくしみの証し人として、福者マザー・テレザ(アジア)、聖ジュゼッピナ・バキータ(アフリカ)、聖メアリー・マキロップ(オセアニア)、聖ダミアン神父(ヨゼフ・デ・ブーステル、北米)、福者イルマ・ドゥルス(南米)、聖ヴィンチェンツォ・デ・パオリ(ヨーロッパ)の肖像が掲げられた。

WYDクラクフ大会における教皇参加のこの最初の行事に、教皇は大きな喜びを表された。

教皇は特に「世界青年の日」を創設した聖ヨハネ・パウロ2世に感謝し、民族・文化・言語の違いを乗り越え、「イエスがわたしたちの間におられる」ことを祝うために集った若者たちを同教皇は天国から見守っておられると話された。

「イエスを受け入れる人は、イエスのように愛することを学びます」と教皇は述べ、「あなたのいつくしみ深い愛を分かち合うために、わたしたちを派遣してください」と、教皇は若者たちと共に神に祈られた。

 








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