2016-07-11 17:30:00

人事:バチカン広報局長交代、ロンバルディ神父からブルク氏へ


教皇フランシスコは、7月11日、バチカン広報室長、フェデリコ・ロンバルディ神父の引退願いを受理し、後任として現在の副局長、グレッグ・ブルク氏を任命された。

広報局長の交代は今年8月1日をもって行なわれる。

また、教皇はこれに伴い、バチカン広報局の新しい副局長に、パロマ・ガルシア・オベヘロ氏を任命された。

グレッグ・ブルク氏は、1959年、米国生まれ。シカゴの「ユナイテッド・プレス・インターナショナル」、「ロイター」などで働き、その後、ローマで「ナショナル・カトリック・レジスター」の駐在員を務めた。1990年から「タイム誌」に寄稿、1994年、同誌のローマ駐在員。2001年、「フォックス・ニュース」ローマ特派員。2012年、教皇庁国務省総務局・広報顧問。2015年12月、バチカン広報局・副局長。

一方、副局長となったパロマ・ガルシア・オベヘロ氏は、1975年、スペイン生まれ。1998年よりラジオ局「カデナ・コペ、ラジオエスパニョーラ」の編集長として、編集・番組進行を務めた。2012年より「カデナ・コペ」をはじめ他のTV局・ニュース社のイタリアとバチカンにおける特派員として働いた。

10年にわたりバチカン広報局長を務めたイエズス会士のフェデリコ・ロンバルディ神父は、1942年、イタリア生まれ。1973年より「チヴィルタ・カトリカ誌」の編集に携わり、1977年、副編集長。1884年から1990年まで、イエズス会イタリア管区・管区長。1991年から2005年までバチカン放送局・放送局長、2005年から2016年2月まで同放送局・総局長。2006年7月からはバチカン広報局の局長として活躍し、カトリック教会の広報に大きな貢献をした。








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