2016-07-05 14:56:00

教皇、8月4日、中部イタリア・アッシジを訪問


教皇フランシスコは、8月4日、中部イタリア・アッシジを訪問される。

この訪問で教皇は、アッシジのサンタ・マリア・デリ・アンジェリ大聖堂内の「ポルツィウンコラ小聖堂」を巡礼される。

「ポルツィウンコラ」は、福音を生き、神の愛と平和を伝えた聖人、アッシジのフランシスコ(1182-1226)の生涯の中で、祈りの生活と布教活動の重要な拠点となった場所であり、また、同聖人が息を引き取った場所でもある。

毎年8月1日の正午から2日の深夜まで、ポルツィウンコラで「赦しの日」が祝われる。この祝日は、1216年のある夜、聖フランシスコがポルツィウンコラで祈っていると、キリストが聖母と天使を伴って現れ、この時フランシスコが人々の罪の赦しのために特別な恵みをキリストに願ったことが起源となっている。

「アッシジの赦しの日」に、痛悔と心からの回心をもってこの小聖堂を訪れる者には、免償(有限の罰の免除)が与えられる。

今年「アッシジの赦しの日」は、その誕生から8百年を迎える。現在、カトリック教会は「いつくしみの特別聖年」を祝っていることもあり、教皇はこの機会にポルツィウンコラを訪れ、祈りを捧げるほか、関係者・信者たちに挨拶をおくられる。

 

 








All the contents on this site are copyrighted ©.