2016-06-26 13:30:00

教皇、キリスト者の一致を強調、アルメニア使徒教会の信者たちに


教皇フランシスコは、6月26日、アルメニア訪問最終日の午前、エチミアジンでアルメニア使徒教会の聖体礼儀に参列された。

この朝、教皇はアルメニアのカトリック教会の司教らとの出会いを持たれた。

次いで、教皇はエチミアジン市内の広場でとり行われたアルメニア使徒教会の聖体礼儀に参列。カトリコス・ガレギン2世の説教に続いて、カトリコスと信者たちに向け、挨拶をおくられた。

アルメニア使徒教会の聖体礼儀は東方諸教会の伝統に基づく荘厳な様式を持つ。聖堂内でとり行われることを通常とし、今回のように野外で司式されることはめずらしいという。

挨拶の中で、詩編133の一節「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び」を引用しつつ、教皇はこの兄弟的出会いに大きな喜びと感謝を表された。

また、「体は一つ、霊は一つです。それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと招かれているのと同じです。主は一人、信仰は一つ、洗礼は一つ、すべてのものの父である神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられます」という聖パウロの言葉(エフェソ 4,4-6)を、わたしたちは喜びをもって自分たちのものとしましょうと呼びかけられた。

教皇はアルメニア教会が平和のうちに歩み、キリスト教徒間の一致を実現していくことができるようにと願われた。

 








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