2016-06-23 18:34:00

教皇、アルメニア訪問を前にメッセージ


教皇フランシスコは、6月24日(金)から26日(日)、アルメニアを訪問される。

この訪問は、同教皇の第14回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)となる。

アルメニア訪問を前に、教皇は同国民に向けビデオメッセージをおくられた。

アルメニアはキリスト教を最も早く公認した国として知られることから、教皇はメッセージの中で、「最初のキリスト教国へ」という訪問のモットーを示された。

そして、この「いつくしみの聖年」に、アルメニアに巡礼者として赴きながら、歴史ある民の叡智と信仰の泉に触れ、共に祈り、友情の恵みを分かち合いたいと述べられた。

アルメニアの歴史を振り返られた教皇は、歴史上の悲劇と苦しみに見舞われながらも、そこから常に再び立ち上がってきた民の力を称えられた。

苦しみの記憶はわたしたちの心を支配することはできないと述べた教皇は、度重なる悪を前にしても決して諦めることなく、洪水の後で空を眺め続け、鳩を飛ばし、それがオリーブの枝を持ち帰るのを待ったノアのように、希望のしるしを待ち続けようと呼びかけられた。

教皇は、福音のしもべ、平和の使者としてアルメニアを訪れ、平和への道を支援し、わたしたちの和解の歩みを分かち合いたいと、同国国民に出発前の豊富を語られた。








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