2016-06-10 17:12:00

:「世界青年の日」 教皇フランシスコポーランド公式訪問


7月31日にポーランド・クラコフで開かれる、第31回「世界青年の日」のための教皇フランシスコの諸行事および訪問のプログラムがバチカン当局によって発表された。

教皇フランシスコは「世界聖年の日」を機会として、7月27日から31日までの5日間ポーランドに滞在される。その間、世界各国から集まってくる青年たち以外にも、宗教関係者ばかりではなくほかにも様々な人々との出会いが予定されている。

7月27日水曜日の午後ポーランド・クラコフの聖ヨハネ・パウロ2世国際空港にて教皇フランシスコの公式歓迎式が執り行われる。「世界聖年の日」を制定した教皇ヨハネ・パウロ2世の名を持つ空港での歓迎式は、故ヨハネ・パウロ2世の遺志を継ぐ現教皇の歓迎式として特別な意味を持つものとなろう。

歓迎式後、教皇フランシスコは出迎えの教会関係者、政府首脳や外交団に向けて最初の談話を発表する。ポーランド大統領を表敬訪問した後、ポーランド司教団との出会いを持たれ、第2の談話を発表される。

翌28日のほとんどは、ポーランドのカトリック信者たちにとって最も大切な場所とも言いえる「ヤスナ・ゴーラの黒い聖母」として親しまれているチェストコーバの聖母巡礼聖堂で教皇は過ごされる。.有名な聖母のご絵の前で祈られた後,教皇はポーランドの受洗1050年記念ミサを捧げられる。

クラコフに帰られた教皇は、夕方クラコフのヨルダン公園にて今回の「世界青年の日」の参加者たちと最初の出会いをもたれる。

29日金曜日に教皇は非常に意味深い場所、ナチスのアウシュビッツ強制収容所跡を訪問される。その後、クラコフの小児科病院を訪れ、小さな子供たちと会われ、若者たちとともに十字架の道行きの信心業を執り行われる。

7月30日土曜日には、「世界聖年の日」のもう一つの意義深い行事が行われる。神のいつくしみの特別聖年にあたり教皇は、かつて聖ファウステイーナに出現された慈しみのキリストの画像が保存されている、クラコフの神のいつくしみの巡礼聖堂を訪問されミサを捧げられる。

.その日の晩、教皇はクラコフ・神のいつくしみ広場で若者たちとの祈りの徹夜祭に参加される。

翌日31日日曜日前晩祈りの徹夜際が執り行われた同じ広場で教皇は、今回の「世界青年の日」のための荘厳ミサを捧げられる。その後今回の大会のために働いた協力者たちに会われ、クラコフ国際空港での送別式に望まれた後、ローマに向かわれる。

ローマ時間午後8時30分ローマ・チャンピーノ空港到着の予定。








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