2016-05-31 18:50:00

「受刑者たちの聖年に寄添う」刑務所付司祭らに教皇のメッセージ


教皇フランシスコは、ヨーロッパの刑務所付司祭らにメッセージをおくられた。

欧州評議会(本部:ストラスブール)で、5月30日から6月1日まで、ヨーロッパ司教協議会会議、刑務所司牧国際委員会らの企画によって、ヨーロッパ諸国の刑務所付司祭らのミーティングが行われた。

教皇は、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿を通し、同ミーティングにおくられたメッセージで、刑務所司牧にたずさわりながら、受刑者の人間としての尊厳を守るために努力するすべての人々に、祈りにおける連帯と、深い感謝の念を表された。

現在開催中の「いつくしみの聖年」において、受刑者らが神のいつくしみによって心を変えられるようにと祈りながら自分たちの房の扉をくぐるたびに、聖年の扉を通るのと同じ免償が受けられることを、教皇は改めて示しつつ、聖年の中で受刑者たちを導き見守る司祭たちを励まされた。








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