教皇フランシスコは、5月23日、イスラム教指導者アフマド・アル・タイーブ師と会見された。
エジプト・カイロのアル=アズハル大学の総長、アル=アズハル・モスクのグランド・イマームであるアフマド・アル・タイーブ師は、この日使節団と共にバチカン宮殿を訪問した。
教皇とアル・タイーブ師の会談は、打ち解けた雰囲気の中、およそ30分間に及んだ。
カトリック教会とイスラム教との対話に重要な意味を与えるこの会談では、大きな宗教の指導者と信者たちの世界平和に対する共通の努力が主要なテーマとなった。
そして、暴力やテロリズムに対する拒否、紛争を背景にしたキリスト教徒の状況、中東地域の緊張などについて意見が交換された。
この後、アフマド・アル・タイーブ師は、教皇庁諸宗教対話評議会議長、ジャン・ルイ・トーラン枢機卿とも会談を持った。
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