教皇フランシスコは、5月11日、バチカンで行われた一般謁見の席で、政局の混乱が続くブラジルのために祈られた。
ペンテコステ(聖霊降臨)の祭日を数日後に控え、この日、教皇はブラジルからの巡礼者に向けた挨拶で、困難な状況にある同国が、祈りと対話によって協調と平和の道を歩めるよう聖霊の豊かな恵みを祈り求められた。
そして、アパレシーダの聖母が、子らを決して見捨てることのない良き母として、国民を守り、その歩みを導いてくださるようにと願われた。