教皇フランシスコは、4月16日、ギリシャのレスボス島を訪問される。
この訪問は、13日の一般謁見で教皇が述べたとおり、ヨーロッパ大陸への中継地として多くの難民が上陸するレスボス島で、難民たちをはじめ、島の住民やギリシャ国民に連帯を示すことを目的としている。
教皇のレスボス島訪問のスケジュールは以下のとおり。
16日(土)早朝、教皇はローマからギリシャ・レスボス島のミティリニに向かわれる。現地の空港で、教皇は、正教会のコンスタンティノポリ総主教・バルソロメオス1世、アテネおよび全ギリシャ大主教のイエロニモス2世と共に歓迎式に臨み、続いてギリシャのチプラス首相と非公式に会見される。
この後、教皇はバルソロメオス1世、イエロニモス2世と、同島東部モリアの難民キャンプを訪問。子どもを含む難民たちとお会いになる。そして、3人の宗教指導者は、難民の代表らと昼食を共にされる。
午後からは、港で市民や地元のカトリック共同体との出会いを持たれる。教皇はバルソロメオス1世、イエロニモス2世と共に、亡くなった難民・移民たちのために祈りを捧げられる。
訪問の最後に、教皇は再び空港でバルソロメオス1世、イエロニモス2世、チプラス首相とそれぞれ短い会談を行い、夕方ローマに戻られる。
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