2016-04-05 13:47:00

教皇の4月の祈りの意向「小規模農家の人々のために」


教皇フランシスコは、4月の祈りの意向について、ビデオメッセージをおくられた。

カトリック教会は月ごとに「教皇の祈りの意向」を示し、全教会に対し、毎日の祈りにおいてこれらの意向に沿って祈るよう招いている。

教皇の祈りの意向には、「世界共通」のものと、「福音宣教」のための意向の、2つがある。

2016年4月の教皇の祈りの意向は次のとおり。

世界共通の意向
「小規模農家の人々が、貴重な労働に対する正当な報酬を得ることができますように」。

福音宣教の意向
「アフリカに暮らすキリスト者が、政治的・宗教的紛争のただ中にあっても、イエス・キリストへの愛と信仰を証しすることができますように」。

教皇は特に世界共通の意向について、ビデオを通し次のように話された。

「小規模農家の方に感謝します。あなたの貢献は全人類のために不可欠なものです。人間として、神の子として、あなたは尊厳ある生活に値します。

しかし、わたしは問いたいのです。あなたの努力はどのように報いられていますか?

土地は神の賜物です。大多数の人々から権利と利益を取り上げ、それを一部の限られた人々のためだけに用いるのは正しくないことです。

これを大切なこととして心に留め、この意向のもとに、あなたの声をわたしの声に合わせていただければ幸いです。小規模農家の人々が、貴重な労働に対する正当な報酬を得ることができますように。」

 








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