2016-03-09 18:25:00

2016年度聖週間・復活祭における教皇行事


教皇フランシスコの2016年度の聖週間から復活祭にかけての公式行事予定が発表された。

聖週間はキリストの受難を記念する、復活祭直前の一週間。

教皇典礼管理室によれば、聖週間に入る3月20日(日)、教皇は午前にバチカンの聖ペトロ広場で「受難の主日(枝の主日)のミサ」をとり行われる。この日は、「第31回世界青年の日」が、『憐れみ深い人々は、幸いである、その人たちは憐れみを受ける』(マタイ5,7)をテーマに、教区レベルで記念される。ミサの前には枝の祝別と、枝を掲げての宗教行列が行なわれる。

聖木曜日、24日(木)の午前、教皇はバチカンの聖ペトロ大聖堂でローマ在住の聖職者ら(枢機卿・司教・教区司祭・修道司祭)と「聖香油のミサ」を共同司式される。

「聖木曜日」の午後、教会の典礼は「主の晩餐のミサ」と共に「聖なる過ぎ越しの3日間」に入る。主の晩餐の教皇ミサが司式される場所・時間に関しては近日発表される。

聖金曜日、25日(金)夕方、教皇は聖ペトロ大聖堂で「主の受難の祭儀」をとり行われる。この中では、ことばの典礼、十字架の崇敬、聖体拝領が行われる。

聖金曜日の夜、教皇はローマ市内のコロッセオで伝統的な信心業「十字架の道行き」を主宰される。道行きの最後に教皇は説教を行い、信者らに祝福を与えられる。

聖土曜日、26日(土)、教皇は夜8時半から、聖ペトロ大聖堂で復活の聖なる徹夜祭を祝われる。この儀式は、復活の大ろうそくの祝別と、光の行列、復活賛歌の朗唱によって始まり、ことばの典礼、洗礼式、感謝の典礼と続く。

復活の大祝日、27日(日)、午前10時より、教皇は聖ペトロ広場で復活の主日のミサを捧げられる。

そして、同日正午、聖ペトロ大聖堂の中央バルコニーから、復活祭のメッセージとローマと世界に向けた教皇祝福、ウルビ・エト・オルビをおくられる。

 








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