2016-02-10 12:34:00

教皇、イラク首相と会談


教皇フランシスコは、バチカンで2月10日、イラクのハイダル・アル・アバーディ首相とお会いになった。

教皇とアバーディ首相の会談では、バチカンとイラクの友好関係に言及しつつ、イラクにおけるカトリック教会の状況について話し合われた。

また、イラクで生活するキリスト教徒や少数派民族・宗教共同体の現状に触れる中で、その存在の重要性、権利保護の必要性が強調された。

社会に寛容と平和を育むために、諸宗教対話の役割と、宗教共同体の責任が再確認されほか、イラク国内の様々な社会グループ間の和解プロセス、イラクと中東地域の人道的状況についても意見が交換された。

アバーディ首相は、教皇との会見に続き、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿、外務局長ポール・リチャード・ギャラガー大司教とも会談した。








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